「中の人」のことが見える記事とかSNSはやっぱりおもしろくて、すごく好き。
映画.comのnoteが12/23に始まったようで、全記事読みました。
映画.comは映画業界のWEBメディアでいうと歴史があるし、皆さん映画好きなので記事も高尚(だと思っている)のイメージのなか、noteはすごく親しみやすい。好きです。
PVプレイバックはとても勉強になる。ただそれ以上に、いまわたしが在宅で作業している横で喋ってるんじゃないかくらいの親しみやすさがあって心地良いです。
あと「映画」はコンテンツの内容ももちろんだけど、「どういう気持ちで観に行きたいか」「誰と観に行くか」「観た後なにを話したか」「後にどういう気持ちになってどう行動したか」みたいな前後のアクションとかもまるっと体験&記憶になると思っている。ここを想像しての作品紹介特集記事も面白いです。もうちょいライトめがあっても良いけど…。
ちなみに私の映画体験ベストは人生の中でいうと、
●『もののけ姫』(1997)
地元の映画館は、いまはシャッター街の商店街の中にあってガラス扉で大衆演劇なんかも確かやってたすごい小さいところ。たぶんアニメとかはいくつかここで観ていた気がする。でも『もののけ姫』は上映していなくて、車で1時間以上かけて行かなきゃいけなかった。たぶん私が観たいと言った気はするけど、内容についての情熱やメッセージはあんまり覚えていなくて、とにかく「シシ神めっちゃ怖い」と「映画館でかい!音でかい!人多い!」と「お母さんと遠出たのし~」の記憶が強い。映画とセットで思い出される記憶。これが記憶にあるかぎり、人生初の「映画体験」だったように思う。
●『ハードキャンディ』(2006)
母も映画好きだったのもあり、一緒にTSUTAYAとかビデオ1に週1くらいで通っていた。
高校生の時はかなりの頻度で行っていた気がする…。高校の友人たちと、家で映画を観る(そしてなぜか毎度薄暗い)のにハマっていた時があって、そのなかで観たやつ。
エリオット・ペイジが出ていて、たぶん男性は観たら失神する話だけど、「ひえ~~~」と言いながらワイワイ観た記憶。いろんな意味で強い女の子、やっぱり昔も今も好きだなと感じた。あとなんでこれを選んだのかわからないけど、グッジョブだと思う。
●『TENET』(2020)
どうしても観たいけど考察系は1人で観るとつまんないんだよな~と思い、事あるごとに彼氏に刷り込み。「王様のブランチ」で「旅客機の衝突シーンはCGではなく本物」など大特集をしていたので、それをさりげなく観ていたら「えっ面白そう」と食いついたので、ありがとう王様のブランチ。コロナ禍だったことと、彼氏が映画に興味を持つの珍しい…と思い、リクライニングシートのお高いシートを購入。結果最高によかった。鑑賞後、考察が行き過ぎて近くの回転寿司で片っ端から記事読んで図解して遊んだ。とっっっっっっても楽しかった。ちなみに私はトイレを我慢しすぎて、最後の大事なシーンは見逃しています。(早くレンタルしよう…)
でもよくよく考えれば、『鬼滅の刃』も『君の名は』も『HiGH&LOW THE MOVIE』も『アメイジング・スパイダーマン』も『メイジーの瞳』も『STAR TREK INTO THE DARKNESS』もめっちゃ良い体験してた。書くと思い出すなー。