SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION] JAPAN FINAL LIVE in TOKYO DOMEに行ってきました~!
いままで観た東京ドームでのライブのなかで、過去最高でした。
本当に素晴らしかった………
セトリも最高、パフォーマンスも最高、ステージ構成も最高、演出も最高という、ライブ中に「ちょっと違うよなあ…」と感じるストレスが一切なくて世界観に没入できるライブでした。
▼セトリ
10月にアリーナツアーにも行きましたが
そのときとガラッとセトリが違うんですよ……信じられますか????????
同じツアー名であればセトリはほぼほぼ変わらないというイメージですが、いや違うツアーなのくらいセトリが違って大感激。たしかにここに向けて雑誌特集出たり冠番組編成したり過去ライブ配信したりしていたので、それだけ6年ぶりの東京ドーム公演に熱を入れていたということかと思った。
VCRで「Sherlock」が流れるんだけど、盛り上がりの助走準備が手厚い。
VCRでの「Sherlock」が終わると、メンバーが登場して「Sherlock」歌うんです。
助走のおかげもあってサビの爆発力が半端じゃないし、そもそも「Sherlock」の冒頭歌詞が「SHINee is back」なんですよ、アツすぎ。もう全オタクの知見の完全体ってくらいの選曲。
申し訳ないレベルのわがままを1つ言うと、MMAでのテミンのSherlockサビダンスがあまりにかっこよすぎたのでこれを期待してしまったんです…くらいかな…ジャンプで信じられないくらい前進していくの、本当~にかっこいいです。
あと「Lucifer」もついに生で観られて嬉しかった。ムッキンチェ!オンヌンデ!
(公式的な動画、この時代の若いやつしかない…ムッキンチェ!がわかりやすいので)
「LOVE」も個人的にすごくよくて、ペンラ制御で客席にLOVEの文字が浮かぶのを、メンバーがムービングステージで客席側を観て歌いながらメインステージに戻る演出がグッときた。そりゃメンバーも泣くよ。
▼ステージ構成
今回、過去最高の天井席(3階後ろから2列目!)だったけれどそれでも視認できる!というステージ構成だった。メインステージ、センターステージ、バックステージ(しかも回転)、トロッコのほかに、ムービングステージとバクステで高さが上がっていくやつがあって縦横無尽にSHINeeが動いてくれるのです…
ムービングステージ初めて観たけど、アリーナで観るとどんな感じなんだろうかと思いつつ、ドームみたいにキャパが大きいハコはこういう装置があるだけでだいぶ全方位カバーできそうだから良いな~と思った。
何と言うかライブを見に来たファンへの福利厚生が手厚いというか、ファンに寄り添ってくれているのがステージ構成からも感じて感動。
▼演出
スタッフとファンのクオリティがすごく高いというか……全員が全方位にリスペクトがある演出が多くて、感動しました。
・アンコールへの演出(民度が高すぎる)
・サプライズ演出がアナログ(それが良い)
・ファンのボードタイムがない(これが地味に影響大きい)
・間繋ぎ的な無意味なVCRがない(すべてファンのテンションを上げる目的になっている)
アンコールは、元々事前に告知されていたもので「君がいる世界」を合唱しようというもの。チケボからのメールで事前に告知されていたから超スムーズで、みんな歌えるしすごく良い空間だった。そのあと、SHINeeコールを率先するファンがいて自然とコールになって「これだよ~!!!!!!!!!!!」と感動した。
上記と別途でサプライズ演出もあって、席に紙が置かれていてタイミングでみんなそれを出そうねというもの。ステージから見ると、SHAWOL(ファンネーム)♡SHINeeが浮かび上がって見えるというもので超アナログだけど景色も良いし、それを見て泣くメンバーを見てこちらももらい泣きするという…。6年ぶりの東京ドームで、こういう景色をメンバーに見せるという演出、本当に素敵。最高。
「メンバーに良い景色を見せる」ということの大切さを知る貴重な体験でした。
あとの2つは、いままで地味にストレスというか「これ何の意味があるの?」と個人的に感じている時間がなかったということ。ファンのボードタイムは、結構ファンの民度が知れるというか、ネタに走るボードを最近ひどく目にしていてサムいし、メンバーに対しても失礼だったりするものもあってヒヤヒヤタイムだと思っていた。これが無いだけで気持ち穏やかすぎる。
VCRもすべてコンセプトに沿った映像で、すごくよかった。しかも全部本人映像ではないのもよかったな~。世界観を感じられたし、SHINeeは5人だからという意味合いも強いのだと思うし。徹底された世界観のつくりこみが感じられた。
あとカメラ割もすごく上手くて、ダンスの見せどころやメンバーがテンション上げるポイントなどもちゃんと逃さず抜いていて、これはDVDではなくライブでしょ…?と思うくらい気持ちよかった。
特にMCも上手で、ルセラとダンスチャレンジしたという話をミノとキーくんが話しているのを「つまんな~」という顔でほぼ話を聞いていないテミンの表情を抜くという技術…。ある程度トークネタは決まっているかもしれないと思いつつ、ずっと一緒に仕事しているスタッフの仕事なのかな…と思ったくらい愛を感じる瞬間だった。
▼メンバー
全編日本語で仕切ってツッコんでたまに辛辣なキーくん、本当に素敵だった。
パフォーマンスも指先までアイドル!表情もアイドル!大好き!
「ミノさんやっとみんなの前で泣くことができるようになりましたね~」とテミンが言ったのに対して「歳だよ歳!」と返すキーくん、最高じゃないですか?
それに対して「これが絆ってことか~」と脳筋みたいなことを言うミノ、本当にイメージからブレない。しっかり腹筋もアピールしてくれるし、感動して泣くときもぽろぽろ泣くのではなくてしっかりドバドバ泣く。全方面に手も振ってくれるスーパーアイドル。
あとキーくんとミノの同い年コンビやりとりもすごくよくて、ミノが泣くときはしっかり肩を抱いてあげるキーくんも好き。
SHINeeだと100%マンネのテミン、MCはずっとほわほわしているのに、パフォーマンスはゾーンに入る瞬間が超かっこよくて最高。カリスマ。MCになるとミノとキーくんをしっかりいじるかわいさがあるので、ファンもメンバーも毎回笑顔になっちゃうのが良い。
「いってきまーす!」で締めるライブ、マジ最高すぎるでしょ!だし、登場もハケも縦に降りる扉みたいな装置なのすごくよかった。締め、「いってきまーす!」もさることながら、扉が閉まるその瞬間までメンバーと一緒に歌を歌いながら終わるのすごくきれいだった。SUGAソロコンも扉終わりだったけど、それも今回もコンセプトの強さを超感じていや~良いライブを観ました…ありがとう…という気持ちになりました。
WOWOWオンデマンドで明日3/3まで独占配信中なので、だまされたと思って観てほしいし、すべての事務所にも観てこのステージ構成と演出をめっちゃ参考にしてほしい。
ライブってコンセプトが強いか演出がどれだけすごいかで記憶の残り方が違うと思うのし、DVDの売上にも直結するポイントな気がするので、めっちゃ力入れてほしいなと思います。
次ライブするときも絶対に行きたいなあ。