キラキラとこじらせのハイブリッド「その年、私たちは」

韓国ドラマにのめり込み、爆速でドラマを観まくっているいとこのゴリ押しで、あまり観る確度が高くなかった「その年、私たちは」を年明けから観始めた。

 

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1話から主演のふたりがかわいすぎて、1日で6話まで観るほど夢中になった。

 

そもそも観る確度が低かった理由として、ビジュアルが制服であることと、公式の作品説明がこれだけ…というところだった。

高校時代に撮影したドキュメンタリーが人気を集めたことで、10年ぶりにカメラの前に立った元恋人同士の2人。もう二度と会いたくないと思っていたのに...。

 

ふたを開けてみると、演技力に定評があるキム・ダミとチェ・ウシクなこともあり、高校生時代は高校生にしか見えないし、大人の時は大人で、何のハレーションも感じずに「それぞれのキャラクターとして」すんなり1話から作品に入りこめた。

ふたりのキャラクター&やりとりがとにかくかわいくて「なぜこういう関係になったか」をストーリーを追って紐解いていくので、たしかにストーリー説明は難しいところだけど…もうちょっとかみ砕いて説明できると良いな~!と思うところ。

 

 

 

6話、「長年付き合っていたけど別れてしまった理由」についてヨンス(キム・ダミ)の目線で語られる回。本当にすごくよかった。

夢・理想と現実で揺れる感じ、誰もが一度は感じたことがあって共感するポイントな気がした。

6話は私のなかで「チェ・ウン(チェ・ウシク)無双のラストシーン」です。

 

 

6話をキッカケに最初から入っていたギアも段階が格段に上がり、感情移入モードに。8話もものすごく良い!!!!!!!!!!!!!画がきれいすぎる!!!!!!

そしてツイートの通り、ふたりの演技がとにかく素晴らしい。キム・ダミの毎回ぽろっと一筋こぼれたと思ったらその後堰を切ったようにぽろぽろ出てくる涙(ボロボロじゃなくてぽろぽろという擬音語の感じ)、チェ・ウシクの何とも言えないけど何かわかるよその表情…っていう表情、演技というかもうキャラクターだなあ…という気持ちで観ていた。

 

 

序盤はチェ・ウンのうじうじした感じ、何だよ!と思っていたけど、もうこのタイミングでチェ・ウンのことすごく好きになっている&かっこよく思えている。

 

 

(あまりの超展開に)いとこ「ウン死ぬのかな…」 ←韓国ドラマの観すぎ

 

 

終わってしまうのが嫌で、リアルタイムでの追いかけを一瞬止めていたけれど、最終回付近は感情が爆発していた。

 

 

 

最終回で本当にぜんぶ決着つく…?というのは、14-15話で若干不安に感じていたけれど、きれいに終わった。ややテンポが今までより早めだったけれど、それでも駆け足に感じずキャラクターの背景をすべて感じ取れて余韻もあってとても良い最終回だった。

脇キャラたちもみんな幸せになってほしいよ!と心から強く思えてポジティブだった。

 

ラストシーン、本当に最高。

BTS・Vの歌う「Christmas Tree」良すぎたので、こういうソロお仕事たくさんしてほしい。

 

メイキングも観ながらまだ余韻に浸っている。

キム・ダミとチェ・ウシク、どちらも本当に素敵な俳優なので、今後も前のめりで応援していきたい…。

 

ちなみにふたりの初共演作、映画『魔女』(2018)はキム・ダミ主演のアクション映画。ダミもウシクもめちゃ動けるうえに、ふたりとも殺し屋なので表情が最高にかっこいい。『魔女2』はダミ主演ではないし、ウシクも出ないぽいのが寂しいけど…。